介護でストレスや不安で悩んでいる方には早めの対策を母が寝たきりになった日、私の生活も静かに変わり始めた——ある家族の実体験記
こんにちは。
千葉県市川市のJR市川駅徒歩3分の場所で、高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
今回は、ある家族の方のお話しを聞くことができました。
高齢になられるお父さん・お母さんをお持ちの方には、自分ごとのように捉えてみてほしいです。
私もお婆ちゃん(90歳)は健在です。
親も高齢になる段階になって来ました。
考えさせられたエピソードでした。
介護でストレスや不安で悩んでいる方には早めの対策を◾️母が倒れて寝たきりになったのは
母が倒れて寝たきりになったのは、夏の終わりのことでした。
数日前まで「腰が痛い」と言いながらも自分で家事をしていたのに、その日はもう布団から起き上がれなくなっていました。
病院で「しばらく安静が必要です」と言われ、そこから私たち家族の生活は大きく変わっていきました。
最初に変わったのは、1日の時間の使い方です。
朝起きて、まず母の体を起こし、顔を拭き、食事の準備をする。
それから排泄の介助、着替え、ベッドの整え。
仕事に行く前にやることがどんどん増え、気づけば自分の朝ごはんをまともに食べることはなくなりました。
夜も同じです。
寝る前に体位を変えてあげないと床ずれができるし、水分補給も必要。
夜中に「苦しい」と呼ばれて起きる日もあり、睡眠は断片的で、気力だけで毎日を乗り切っているような感覚でした‥。
介護でストレスや不安で悩んでいる方には早めの対策を◾️心の余裕も削られ
次第に、心の余裕も削られていきました。
母のために頑張っているつもりでも、疲れが溜まると、ちょっとしたことでイライラしてしまう自分が嫌でたまりませんでした。
「なんで私だけがこんなに…」
と思ってしまう日もありました。
そんな気持ちを母に悟られたくなくて、ひとりで泣きながら洗濯物を干した夜もあります。
さらに追い打ちをかけたのは、お金と仕事の問題。
介護ベッドや福祉用具、訪問サービスの自己負担。
少しずつ増えていく出費は、決して軽いものではありませんでした。
仕事も休む回数が増え、同僚に迷惑をかけているという罪悪感も募りました。
介護でストレスや不安で悩んでいる方には早めの対策を◾️ケアマネジャーさんに言われた言葉
ある日ケアマネジャーさんに言われた言葉が胸に残っています。
「介護は家族ひとりが抱えるものじゃありません。
頼れるところには、思い切って頼んでくださいね。」
そこから訪問介護、デイサービスを少しずつ利用し始めました。
すると、母の表情も柔らかくなり、私の心にもほんの少し光が戻ってきました。
専門職の人たちと話すだけで、「ひとりじゃない」と思えるんです。
今振り返ると、母が完全に動けなくなる前に、もっとリハビリや運動を続けさせていればよかったと後悔もあります。ほんの数分の体操や散歩でも、寝たきりを防ぐ大きな力になります。
寝たきりは、突然やってきます。
そしてそれは、家族みんなの生活を巻き込む大きな出来事です。
でも、前もって知っておくことで、心の準備も、支え合う余裕も生まれます。
どうか、あなたの大切な家族が元気なうちに、少しだけ“未来の介護”に目を向けてみてください。
準備することは、家族の優しさを守ることにもつながります。
介護でストレスや不安で悩んでいる方には早めの対策を◾️いかがでしたか?
「まだ、大丈夫!」
と思ってませんか?
私も同じことを思ってます。
ですが、突然、未来はやってきます。
準備を今からしておくことは、
とても大事な視点でした。
もし、お悩みを抱えていらっしゃる方がいましたら、いつでもお気軽にメールやお電話をいただけたらと思います。
一緒に解決していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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