脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!「1年前に脳卒中をやり、リハビリに来ました」
千葉県市川市のJR市川駅徒歩3分の場所で、
個別ジム グラシアを経営している青木です。
88歳 男性の方が1年前(2021年)2月に、
脳梗塞をおこしてしまいました。
そこから、病院での治療が続き、
幸いにも脳や命にも別状がない状態まで回復されました。
その後、病院を無事退院。
入院期間は、数日にも関わらず、
自宅の中では何かに掴まって歩かないと怖くて歩けない。
外を歩く時も誰か一緒にいないと歩けない状態になってしまいました。
それほど、
高齢になると寝たきりを数日過ごしただけで、
筋力低下は著しいものです。
病院では、歩くためのリハビリを
行うところは数少ない。
(※重症と軽症では違います)
今回いらっしゃっていただいた経緯は、
奥様が以前よりトレーニングを受けて下さっていました。
旦那様のご状況をお話しくださりご受講に至りました。
そこから、トレーニングを開始し
今どうなっていらっしゃるか?
をお話していきます。
脳卒中のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!■筋力トレーニングを開始
私のトレーニングを受けてくださったのは、
2021年10月。
奥様とご一緒にいらっしゃいました。
初回、お話を聞くと1日合計1,200歩も歩けない状況でした。
脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!そこから、1ヶ月後。(2021年11月)
1日合計:2,000歩を達成する日が増えてきましたが、
呼吸が苦しくなることがあり2,000歩が限度でした。
脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!3ヶ月経過。(2022年1月)
近くの病院へ行く為、奥様と一緒に歩いて行ったそうです。
何度も休んだが4,000歩、歩けたそうです!
ご報告下さる顔が、とても嬉しそうで
それを見ながら私自身、泣きそうになりました。
それほど、嬉しかったです。
脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!6ヶ月経過。(2022年4月)
毎回のレッスンにいらっしゃる時には、
必ず奥様とご一緒でしたがお一人でいらっしゃれるようになりました。
(現在も杖なしでお一人でいらっしゃいます)
ご本人が
「しっかり歩けてきたね。」
「家でも全然フラつかないで歩けますよ」
家の中で掴まって歩いて、
歩くことに不安だった半年前。
こんなにも自信がついてきています。
この時で、休む頻度も減り1日合計4,000歩は歩けるようになりました。
本当、嬉しいです。
脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!現在(2022年7月)
今年は猛暑。
ですが朝、5時に起きて必ず1,200歩は歩くそうです。
以前は夕方も歩いていましたが、
暑さで歩けてないそうです。
私は今の状況をお聞きした時、
「今は、ご自宅の中でできる筋力トレーニングを行い、
体力をつけ秋(気温が下がったら)もっと歩ける身体をつくりましょう」
とお話させていただきました。
焦らず、長期的に運動を行うことが、
とても大事になってきます。
脳梗塞のリハビリは、退院してからも重要です。日々の運動習慣を!■脳梗塞でも諦めない
私は、今回ご担当させていただき、
歩くことを諦めなかった結果が今も杖なしでフラつくことなく
回復されたのだと思います。
どうしても、
歩けなくなると動くこともしなくなってしまいます。
気力で負けてしまうのです。
気力が無くなり、その次に筋力が低下する。
この気力をどれだけ、奮い立たせ諦めないか。
88歳 男性の方はこれを克服し成し遂げられました。
気力に負けず、3ヶ月後・6ヶ月後とイメージしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
60歳からの準備に関連する記事
医師も驚く!ヘモグロビンA1cの結果が!
高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
92歳 ...
親のひきこもり、そして介護へ。
高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
ある記事を...
60代「歩きだしに踵(かかと)が痛くなる?」踵が痛くなる原因は運動不足?
60代「歩きだしに踵(かかと)が痛くなる?」踵が痛くなる原因は運動不足?
高齢者専門 個別ジム...