寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。寝たきりからリハビリを開始し歩けるまでに回復
千葉県市川市のJR市川駅徒歩3分の場所で、
高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
今回は、現在も通われている91歳の女性が
最初どのように運動をスタートされたか?
お伝えして行きます。
まず、前提として
91歳の方は、当時86歳でした。
最初にお会いした時には、
右大腿骨骨折と脊柱管狭窄症を手術され
退院したばかりの頃でした。
私は、出張パーソナルでご自宅へお伺いしました。
目の前には、寝たきりで、
なんとか、サポートしながら起き上がれる状態。
ご依頼された方は、
以前より私のパーソナルトレーニングをご受講くださっていた、
当時50代の女性(娘さん)でした。
「このまま寝たきりが続いてしまうと、
歩けなくなってしまうので筋力をつけてほしい」
とのことでした。
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。寝たきりから週1回のパーソナルで、できるようになったこと
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。1ヶ月間目の結果
当初から足のむくみが酷く、
通常の足のサイズから2倍ほど膨れていました。
靴もまともに履けない状態です。
そんな足だと、立つ時にバランスをとるのも大変です。
まずは、むくみの解消を行いながら、
立ち上がる練習を行いました。
91歳の方には、課題をお伝えしながら、
日々積み重ねていただきました。
3回目のパーソナルトレーニングでは、若干むくみを減り、
立っている時間も
5秒…10秒…30秒と徐々に立てるようになっていきました。
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。3ヶ月目の結果
少しづつ、立つことにも慣れてきました。
徐々にこの段階から、歩く練習を入れて
行きました。
ただ、ベースは筋力トレーニングで脚の筋力を強化し
むくみをとることです。
家の中で、杖をつくことを許可をもらい、
杖に頼りながらも少し歩けるようになりました。
この段階で、お風呂も介助なしで入れるようになって行きました。
(まだ、シャワーです)
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。6ヶ月目の結果
私がお伝えしたことを
ご自身でも行っていただき、
少しづつ結果がで出来ました。
なんと、
家の中で歩けるようになってきたのです。
本人も
「最近、杖をどっかに忘れます」
それほど、歩くことに自信が出てきたということ
だと思います。
この言葉を聞いて、
とても嬉しいく涙が溢れそうになりました。
この段階から
スクワットも5回…10回…20回とできるようになっていきました。
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。8ヶ月目の結果
6か月あたりから、
家の中の家事(洗濯、料理など)はできるようになり、
外出も杖をつきながら、2時間ショッピンを楽しめるまで回復されました。
徐々に、筋力トレーニングも変化を加え、
介助者(娘さん)の負担を減らせるよう
少しづつ積み重ねていきました。
寝たきりでも、リハビリ大事!諦めないで筋力トレーニングを行って見ましょう。現在91歳の結果
今でも杖なしで、歩くことができ、
たまに庭の手入れも行っているそうです。
そして、先日、お孫さんと二人で船旅に
行かれました。(2022年8月)
「動けるのは嬉しいことですね」
とおっしゃっていました。
動けるから色々な経験ができ、
お孫さんともどこかへ出かけられる。
毎回、ご報告を受ける度に、
できなかったことができるようになっていると
嬉しいですね。
筋力トレーニングは、
1日で効果を出すのは難しいです。
ですが、継続は力なりという言葉が
あるように日々の積み重ねが3ヶ月後、6ヶ月後、、、1年、、5年。
と効果を発揮して行きます。
長い目でゆっくりと、
体を鍛えていくことをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
60歳からの準備に関連する記事
医師も驚く!ヘモグロビンA1cの結果が!
高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
92歳 ...
親のひきこもり、そして介護へ。
高齢者専門 個別ジム グラシアを経営している
パーソナルトレーナーの青木です。
ある記事を...
60代「歩きだしに踵(かかと)が痛くなる?」踵が痛くなる原因は運動不足?
60代「歩きだしに踵(かかと)が痛くなる?」踵が痛くなる原因は運動不足?
高齢者専門 個別ジム...