介護施設を選ぶ前に家族で考えたいこと「もう一度、外を歩く母を見たい」78歳女性が施設を考えた本当の理由
「施設に入ろうと思っています」
78歳の女性から、そんな言葉を聞きました。
きっかけは、外出先での転倒でした。
幸い、大きなケガにはならなかったものの、一度転んでしまったことで、
「また転んだらどうしよう……」
という恐怖が残ってしまいました。
それから少しずつ外出することが減り、家にいる時間が増えていきました。
そして、こんな言葉を口にするようになったそうです。
「誰にも迷惑をかけたくないから」
「歩けない」のではなく、「歩くのが怖い」
ここが、とても大切なポイントです。
転倒を経験すると、実際の身体能力以上に
「転ぶことへの恐怖」が大きくなります。
外に出ない。
歩かない。
人に頼らない。
そうしているうちに、脚を使う機会が減り、
筋力やバランス能力も少しずつ低下してしまいます。
すると、さらに歩くことが怖くなる。
この「転倒への不安→外出しない→筋力低下→さらに不安」
という悪循環に陥ってしまうことがあります。
介護施設を選ぶ前に家族で考えたいこと娘さんが願っていること
そんなお母さまを見て、娘さんはこう話しました。
「私は、母に早く施設へ入ってほしいわけではありません」
「もう一度、外に出て歩いている母を見たいんです」
そして、
「できるだけ自分の足で歩ける期間を長くしてほしい」
「まずは筋力をつけて、歩くことへの自信を取り戻してほしい」
そう願っていました。
施設に入ることが悪いわけではありません。
しかし、まだできることがあるのなら、
まず身体を整えるという選択肢もあります。
介護施設を選ぶ前に家族で考えたいこと今だからできることがある
78歳だから、もう筋力はつかない。
そんなことはありません。
年齢に合わせた適切な運動を続けることで、
筋力やバランス能力の維持・向上を目指すことはできます。
大切なのは、いきなり頑張ることではありません。
立つ。
座る。
歩く。
脚を上げる。
身体を支える。
その人の現在の状態に合わせて、
「できること」から少しずつ始めることです。
そして何より大切なのが、
「歩けた」という小さな成功体験。
「今日はここまで歩けた」
「一人で立てた」
「外に出られた」
その積み重ねが、失ってしまった自信を少しずつ取り戻してくれます。

デイサービスに週1回楽しみとして通い、出張パーソナルで身体を鍛える80代 女性!(お一人で暮らされてます)
介護施設を選ぶ前に家族で考えたいこと施設に入る前に、もう一度考えてほしいこと
「施設に入る」という選択肢だけではありません。
その前に、
「今の身体を、もう一度動ける状態に近づけられないか?」
を考えてみてほしいのです。
娘さんが望んでいるのは、お母さまを無理に自宅で生活させることではありません。
ただ、
「お母さんが、もう一度、自分の足で外に出る姿を見たい」
その想いなのです。
転倒をきっかけに外へ出なくなった78歳。
でも、本当に必要なのは「諦めること」ではなく、
「もう一度歩く自信を取り戻すこと」なのかもしれません。
施設を選ぶ前に、できることを一つずつ。
「もう一度、外へ出られる身体」を一緒につくっていく。
それも、高齢期の大切な選択肢の一つです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
千葉県市川市のJR市川駅徒歩3分
高齢者専門 個別ジム グラシア パーソナルトレーナー
青木
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